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レビュー(Amazon.co.jp)
?『八月のクリスマス』で絶賛を受けたホ・ジノ監督の第2作。同名のタイトルソングを松任谷由美が作曲したことでも話題となった。
???ラジオ番組の素材録りのため、録音技師のサンウ(ユ・ジテ)は、番組のプロデューサー兼DJのウンス(イ・ヨンエ)と小旅行をする。2人の間に恋が芽生えるが、若くストレートに感情を表すサンウに対し、彼より年上で離婚歴のあるウンスは、深い関係に踏み込むのを恐れ、次第にサンウと距離を置き始める。
???痴呆気味の祖母の面倒も見て、自然に家族とともに生きている若い青年と、家族的なことを拒否して仕事に生きる女性の心のすれ違いを描く、切ないラブストーリー。永遠の恋を信じ、彼女の心変わりの原因がわからず苦しむサンウの辛さを前面に出しつつも、女性としての役割を押し付けられてしまう現実から逃れて生きているため、若い恋情を受け入れられなくなるウンスの辛さもさりげなく描き、一筋縄ではいかない人の心の繊細さを静かに描写していく。
???年老いても亡くした夫への熱情を心の底で燃やす祖母の存在や、高速道路を使って会いに行く遠距離恋愛や、ふたりが録音して歩く、風になびく竹林の音や年老いた夫婦が歌うアリランの歌など、物語の本筋とは直接関わらない部分にも、叙情的な豊かさが満ち満ちている。(茂木直美)
?『八月のクリスマス』で絶賛を受けたホ・ジノ監督の第2作。同名のタイトルソングを松任谷由美が作曲したことでも話題となった。
???ラジオ番組の素材録りのため、録音技師のサンウ(ユ・ジテ)は、番組のプロデューサー兼DJのウンス(イ・ヨンエ)と小旅行をする。2人の間に恋が芽生えるが、若くストレートに感情を表すサンウに対し、彼より年上で離婚歴のあるウンスは、深い関係に踏み込むのを恐れ、次第にサンウと距離を置き始める。
???痴呆気味の祖母の面倒も見て、自然に家族とともに生きている若い青年と、家族的なことを拒否して仕事に生きる女性の心のすれ違いを描く、切ないラブストーリー。永遠の恋を信じ、彼女の心変わりの原因がわからず苦しむサンウの辛さを前面に出しつつも、女性としての役割を押し付けられてしまう現実から逃れて生きているため、若い恋情を受け入れられなくなるウンスの辛さもさりげなく描き、一筋縄ではいかない人の心の繊細さを静かに描写していく。
???年老いても亡くした夫への熱情を心の底で燃やす祖母の存在や、高速道路を使って会いに行く遠距離恋愛や、ふたりが録音して歩く、風になびく竹林の音や年老いた夫婦が歌うアリランの歌など、物語の本筋とは直接関わらない部分にも、叙情的な豊かさが満ち満ちている。(茂木直美)
カスタマーレビュー
おすすめ度:
人の心は難しいから・・・
(2007-04-14)
「人の心は難しいから・・・」。作品の中で語られたこの言葉に、すべてが集約されているようにも思う。ワガママ勝手で相手を傷つけたウンス(イ・ヨンエ)。だが、その激しい言動には、彼女の心の叫びが秘められていた。そのことにサンウ(ユ・ジテ)が気づいたときには・・・。春の日が哀しく過ぎ去っていくことで、何かがそこに残されていく。「八月のクリスマス」のような強いインパクトはないが、観るたびに静かな感動を与えてくれる素敵な作品だった。
音楽と映像で魅せられた。
(2006-07-10)
派手なシーンもないし、ぶっとんだストーリーでもなく、ただただ普通のストーリーですが、映像と音楽は必見です!
見ていてとても癒される。こんな映画他にはナイ!!
本っっっ当に『キレイ』の一言に尽きる!!!
何回でも見たいと思わせる作品。
主演の二人もすごく自然で◎。
究極の癒し映画。
竹林を揺らす風のように
(2006-04-15)
ホ・ジノ監督自身インタビューで答えているように、前作「八月のクリスマス」が恋愛が始まる前を描いているとすれば、
この「春の日は過ぎゆく」は恋愛が終わった後の心情を綴ったものである。
最初に観た時には、どうしてもユ・ジテ演じる録音技師サンウに感情移入してしまい、年上の女性に翻弄される年下の青年の話。
としか捉えることができなかった。だが繰り返し観ることによって、愛を信じたい気持ちはあるが実際にはあり得ないことだとも思っている
イ・ヨンエ演じるウンスの切ないまでの心情が伝わってくる。結局愛は変わってしまうのものなのかと。
静かにゆったりと時が流れる中、交わされる二人の会話は短い。が、ひとつひとつの言葉や物が意味を持ってパズルのようにつながっていく。
家族と共に暮らすサンウ、家庭的な事から遠ざかって一人暮らしをするウンスが対照的に描かれているのも興味深い。
「バスと女は去ったら追うもんじゃない」と言うサンウの祖母もまた昔の写真に写っている夫が忘れられない。
愛は変わっていくかもしれないが、テープに残された記憶のように愛した思い出は残っていくのである。
物語の最後は、二人の本当の気持ちは?という余韻を残して終わるが、観る人それぞれに別の解釈があっていいのかもしれない。
う〜ん・・・。
(2006-03-29)
ホ・ジノ監督の作品は全編を淡々としたドキュメンタリーチックなニュアンスで伝える作品が多いので、これもそうかな〜と思って観てはいたのですが・・・正直女の気持ちがよくわからなかった。男の方はあんなにやさしくて一生懸命なのに。突然冷たくしたくせに今度は突然会いに来たりと振り回してるようで、がしかし弄んでるというわけでもなさそうで・・・。普通の恋愛ってはたから眺めてたら所詮そんなものなのかも知れないけど、もうひと加え説明が欲しかった。素人にはちょっと難しかったかも。でも男の愛がせつなくって、エンディングのユーミンの曲も素敵でした。
何度観てもいい
(2005-09-29)
ホ・ジノ監督の作品は、アンチクライマックス系で、一つ一つのシーンがとても丁寧に描かれ、セリフも静かでむしろ背景の自然音や役者の表情を繊細にクローズアップするところが大好きです。
年下の男性とつきあい、別れた事があるので、別れていく過程でのシーンの一つ一つが胸に沁みて、切なくてたまりませんでした。
涙は出ないけれど、一度目より二度目、二度目より三度目と、観るたびに心を静かに揺さぶられるような、余韻の残る映画です。
おすすめ度:
人の心は難しいから・・・
「人の心は難しいから・・・」。作品の中で語られたこの言葉に、すべてが集約されているようにも思う。ワガママ勝手で相手を傷つけたウンス(イ・ヨンエ)。だが、その激しい言動には、彼女の心の叫びが秘められていた。そのことにサンウ(ユ・ジテ)が気づいたときには・・・。春の日が哀しく過ぎ去っていくことで、何かがそこに残されていく。「八月のクリスマス」のような強いインパクトはないが、観るたびに静かな感動を与えてくれる素敵な作品だった。
音楽と映像で魅せられた。
派手なシーンもないし、ぶっとんだストーリーでもなく、ただただ普通のストーリーですが、映像と音楽は必見です!
見ていてとても癒される。こんな映画他にはナイ!!
本っっっ当に『キレイ』の一言に尽きる!!!
何回でも見たいと思わせる作品。
主演の二人もすごく自然で◎。
究極の癒し映画。
竹林を揺らす風のように
ホ・ジノ監督自身インタビューで答えているように、前作「八月のクリスマス」が恋愛が始まる前を描いているとすれば、
この「春の日は過ぎゆく」は恋愛が終わった後の心情を綴ったものである。
最初に観た時には、どうしてもユ・ジテ演じる録音技師サンウに感情移入してしまい、年上の女性に翻弄される年下の青年の話。
としか捉えることができなかった。だが繰り返し観ることによって、愛を信じたい気持ちはあるが実際にはあり得ないことだとも思っている
イ・ヨンエ演じるウンスの切ないまでの心情が伝わってくる。結局愛は変わってしまうのものなのかと。
静かにゆったりと時が流れる中、交わされる二人の会話は短い。が、ひとつひとつの言葉や物が意味を持ってパズルのようにつながっていく。
家族と共に暮らすサンウ、家庭的な事から遠ざかって一人暮らしをするウンスが対照的に描かれているのも興味深い。
「バスと女は去ったら追うもんじゃない」と言うサンウの祖母もまた昔の写真に写っている夫が忘れられない。
愛は変わっていくかもしれないが、テープに残された記憶のように愛した思い出は残っていくのである。
物語の最後は、二人の本当の気持ちは?という余韻を残して終わるが、観る人それぞれに別の解釈があっていいのかもしれない。
う〜ん・・・。
ホ・ジノ監督の作品は全編を淡々としたドキュメンタリーチックなニュアンスで伝える作品が多いので、これもそうかな〜と思って観てはいたのですが・・・正直女の気持ちがよくわからなかった。男の方はあんなにやさしくて一生懸命なのに。突然冷たくしたくせに今度は突然会いに来たりと振り回してるようで、がしかし弄んでるというわけでもなさそうで・・・。普通の恋愛ってはたから眺めてたら所詮そんなものなのかも知れないけど、もうひと加え説明が欲しかった。素人にはちょっと難しかったかも。でも男の愛がせつなくって、エンディングのユーミンの曲も素敵でした。
何度観てもいい
ホ・ジノ監督の作品は、アンチクライマックス系で、一つ一つのシーンがとても丁寧に描かれ、セリフも静かでむしろ背景の自然音や役者の表情を繊細にクローズアップするところが大好きです。
年下の男性とつきあい、別れた事があるので、別れていく過程でのシーンの一つ一つが胸に沁みて、切なくてたまりませんでした。
涙は出ないけれど、一度目より二度目、二度目より三度目と、観るたびに心を静かに揺さぶられるような、余韻の残る映画です。
イ・ヨンエは「宮廷女官チャングムの誓い」でこれから日本でもさらに爆発的な人気を誇るでしょうが、私はこの作品のイ・ヨンエが一番綺麗なように思います。
特典映像でイ・ヨンエが、「ラストシーンでのセリフに込められたウンスの気持ち、ラストで背中を向けているウンスの正面の表情を想像してみてください」と言った言葉で、益々イ・ヨンエが好きになりました。
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